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エアコン専用コンセント?

2021年4月25日 日曜日
賃貸お役立ち情報

入居者がエアコンを購入又は前から所有していたエアコンを新居へ設置する際、電気屋さん、又は引越し業者さんが設置をしにきます。

その際に、『エアコン専用コンセントが無い為に設置を断られる』というケースが頻発しています。体感ではありますが、この約1~2年間で、特に築年数が経過している住宅で多く問題になってきています。

今回、エアコン専用コンセントとは何か?説明していきたいと思います。

一般住宅では、分電盤(ブレーカーがまとめて入っている箱)の子ブレーカーから配線が分岐され、いくつもの機器が接続されます。

エアコンのコンセントは子ブレーカーから単独で配線され差込口も複数ではなく、一つのみのコンセント専用回路を使用しなければなりません。

エアコンは長時間、大きな電流を流す為です。元々昔からエアコンには専用コンセントが必要でした。以前から発火火災になった事例があったにもかかわらず、あまり厳格に守られていた訳ではありませんでした。

床上近くにある普通の電源から、延長コードを利用してエアコンの電源を取っている。こうした住宅も未だに数多くあるのが現状です。

しかしそれが近年、所轄機関の量販店等への指導でハッキリと駄目になってきているのです。今現在、この工事に係る費用は入居者、大家さん、どちらが負担すべきか、確たる線引きが定められていません。しかし、今の日本での気候でエアコンが付いておらず、エアコン専用コンセントの設備が整っていない賃貸住宅は、入居者にとってはかなりの問題で、入居率にも大きな影響が出てしまいます。

また、入居後に発覚した場合は、費用を巡って思わぬトラブルにもなり兼ねません。

個人的には、エアコンのある住環境が当たり前となっている現在、最低でも主寝室などに、1箇所は設けてあげた方が親切であると考えます。

ご所有の物件状況を、把握しきれないオーナー様も多くいらっしゃると思います。今後、弊社の空室巡回などで発覚した場合、設置工事のご提案をさせて頂くこともあるかと思いますが、寛容にご考慮頂けましたら幸いです。

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