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住宅の台風被害

2019年10月15日 火曜日
売買お役立ち情報

9月に関東の神奈川県、千葉県で甚大な台風被害がありました。

実際に台風によって家が壊れるときの被害について見てみましょう。

実際にこのようなことが起こるのだということを改めて理解し、対策をとるようにしましょう。

 

強風で物が飛んでくる。

台風の影響で最も多い被害とされているのは、強風によって物が飛ばされて外壁や窓などに当たり破損してしまうことです。どこから飛んでくるかわからないため、家の外に置いてある物だったり、他の家から飛んできた物による被害があります。風速が強いため、飛んでくる物の威力も強いものになっています。

飛んでくる物としましては、瓦やスレート、屋根材が多く、商店街などは看板などの被害も出ています。

築何十年と経つ住宅だと、経年劣化で屋根が飛んだり、吹き飛ばされやすくなっています。

 

また、雨漏り被害も多く見られます。屋根や外壁、サッシ周りなど経年劣化しているところから侵入してきます。

台風には大抵雨も伴ってくるため、屋根の防水シートの劣化や外壁のひび割れなど、原因はいろいろです。どこから雨漏りしているのか原因を突き止め、メンテナンスを行いましょう。気にかけずに放置してしまいますと内装を腐食させるなどの二次被害が発生してしまいます。

 

一般住宅の屋根について、 1995年(平成8年)阪神淡路大震災で、多くの被害が出たことも影響して「建築基準法」の見直しが行われ、1998年(平成10年)新しい基準が出来ました。

これにより1998年以降に建てられた家屋の屋根は、台風などによる被害を抑えるための工夫が施されています。

そのため、強風が吹いても大丈夫な構造とされていますが、近年の台風は規模の大きさや豪雨、強風の強さは想定を上まわるといわれています。

また、1998年よりも前の家屋というのは、強風の対応工夫が施されていないケースがあり、台風の強風に対応しきれない構造の家屋も多いようです。

そのため、1998年よりも前の家屋は定期的に点検メンテナンスなどをお勧めします。 1998年以降の家屋でもメンテナンスは怠らずに定期点検は忘れないように行いましょう。

また、東京では大雨による浸水被害が懸念されています。

近年発生した台風21号を例として、大雨による浸水被害の想定で墨田区や江東区の一部では、台風による浸水想定として浸水10m超えになるとされていました。

他の地区の葛飾区や江戸川区でも、一部で5m以上の浸水が想定されています。

台風に伴う豪雨では、2015年に起きた関東・東北豪雨による鬼怒川の氾濫のようになってしまうこともあり得る話のため、例え1m程度の浸水でも、交通手段は遮断されてしまう可能性はあります。

そのため、地域のハザードマップを確認して、浸水想定を予め知っておくだけではなく、どのように避難するのかも大事な対策です。

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