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DIY住宅のニーズ

2017年8月26日 土曜日
賃貸お役立ち情報

賃貸住宅では、「入居者が室内に棚を付ける、壁紙を貼り替える、などの改装をすることは禁じられている」というのが貸室での常識でした。

入居者には「原状回復」義務があるからです。つまり、退去時には借りた時の状態に戻す必要があり、そのための費用を負担することになってしまう場合があります。昨今、賃貸市場では、入居者が自分の好みで手を加えたいというニーズが増えているようです。最近ホームセンターでは「壁を大きく傷、付けることなく取り付けられる棚や、簡単に綺麗に剥がせる壁紙」といった、自分好みの仕様にしやすいパーツが商品化され販売されております。これも自分志向の現れといってよいでしょう。こうしたニーズが増える中、入居者が原状回復義務の制約を受けずに壁の貼り替え、棚の設置などを借り手自身で改装するDIY(Do-it-yourself:日曜大工)スタイルを取り入れる物件が近年見受けられるようになってきました。

水道蛇口からの水漏れや、電気設備の不具合、和室砂壁の劣化など、老朽化により、様々な修繕工事が必要になってくる物件も多く存在します。不具合が起きるたびに改修するのは大変です。それであれば、入居者好みに合った部屋作りが出来、設備の不具合も自分で直せるようにする。入居者は自分好みになり満足度が上がります。長期で借りて頂けるのではないかといった考え方が多くなっているようです。築年数が経過している建物の特徴として、家賃を低く設定している物件が多く見られます。少しでも修繕コストを抑え運営していくことは重要です。これから本格化する人口減少・高齢化社会を前に少しでも『住みやすく、を考えた賃貸プラン』と言えます。家賃は、安くて良いんだけど・・・『間取りが使いにくい、収納が少ない、内装が自分好みではない、釘が打てないので絵が掛けられない・・・』

など、賃貸ならではの不自由さが解消できれば、今後の世代にも賃貸派を指向する人が増えることも予想されます。

近年では「リノベ女子」「おひとりさまリノベ」なる言葉も出回るほど、リノベーションへの関心がDIY高まってきています。「住宅」は、築年数の経過した賃貸住宅の難点を解DIY消するため考え出された、新しい賃貸住宅のスタイルといえます。都市整備機構UR賃貸住宅でも「DIY住宅」を扱っております。

一般のアパートマンションでも最近よく見られるようですが、現段階の可能住宅は、条件も様々です。借主が行う改装可能範囲や規模、退去後の対応など、課題も沢山あるのが現状のようです・・.

今回は最近見られる賃貸市場に措ける「DIY住宅」を掲載させて頂きました。今後の動向をチェックしていきたいと思います。

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