弊社で賃貸管理させて頂いております貸室や店舗、トランクルームなどは、募集の段階で「家賃保証会社」の加入を特殊なケースを除いてお願いしております。

近年、賃貸条件でよく聞かれる「家賃保証会社」この家賃保証会社とは、一体何か？数多く存在する家賃保証会社の中から一般的な業務の一部を見てみましょう。

この家賃保証会社は、一般的にはお家賃の「滞納」が発生した場合にお家賃を保証（立替払い）をしてもらうことがメインになります。月末に前家賃の入金が確認出ない場合、保証会社へ家賃の保証をお願いし入金してもらうケースや、お客様の未払いがあっても無くても、月末に賃料を家賃保証会社が送金してくるケースなど、家賃保証会社によって内容が違います。

保証会社が賃料を保証してくれる為、オーナー様へ賃料を滞る事がなくなるメリットがあるように思えますが、各保証会社の家賃保証期間が決められております。これは、物件の内容や保証料によって変わってきますの注意しましょう。

一般的に６ヶ月～２４ヶ月分の保証期間・・など、家賃保証会社によって条件が違います。その期間内で滞納の問題を解決することが必要になります。その他にも、退去時の原状回復費用の保証もあります。

例えば、入居者の蒸発、未払いのまま連絡が取れなくなってしまい荷物残置品が残されてしまいます。その場合に残された荷物の撤去や原状回復工事等の費用が発生してしまう場合、通常は連帯保証人様へお支払いのお願いしますが、お支払いの見込みが取れない場合も多く、その場合保証会社へ残置物の処分や原状回復費用の一部を保証して頂く場合があります。

ただこのケースも全額ではありません。また、死亡や入居者の逮捕などは、家賃や原状回復費用の保証が出来る場合や出来ない場合など加入条件で変わってきますの注意しましょう。賃貸事業にはメリットが多い保証会社ですが、そこは保証会社の方も滞納にならないよう申込時入居者様を慎重に審査します。その為滞納に繋がるような方は事前に抑えることができます。

しかし、家賃の保証を中心にしている保証会社ですので、過去には大手家賃保証会社が倒産という事例もありましたので、家賃保証会社を付ければ絶対安心というものでもありません。

弊社でも提携している家賃保証会社は３社ほどあり、家賃保証会社の良し悪しを見ながら賃貸事業の一環として家賃保証会社と業務を行っております。今後も、各保証会社の情報を収集し、より安心な賃貸事業をご提案させて頂くためにも頑張って行きたいと思います。