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IoT住宅とは・・・

2021年12月14日 火曜日
賃貸お役立ち情報

以前にも掲載させて頂きました「IoT住宅」・・、このコロナ禍でIoT住宅の需要に関心が集まっています。ではIoT住宅についてもう一度見てみましょう。

 

IoT住宅とは、住宅のスマート化が図られたものです。主には、スマートフォンやタブレット端末などを使って、住宅設備を遠隔操作できる住宅のことを指します。

IoTとは「Internet of Things」の略であり、直訳すると「モノのインターネット」ですが、インターネット回線を通じてモノを繋ぐという意味になります。

 

インターネット回線は、従来はメールの送受信やホームページの閲覧等のパソコン同士を繋ぐ役割が主流でした。大型の家電量販店へ行ってもらえれば分かると思いますが、それが今ではインターネット回線を通じてスマートフォンと家電を繋ぎ、家の外から遠隔操作ができるようになっています。

 

具体的には、給湯器やインターフォン、エアコン、玄関の鍵、照明、セキュリティーシステム等の住宅設備がIoT技術の対象になっています。

 

使用例ですが、例えば、

給湯器であれば帰宅前から「お湯張り」をすることで、帰宅後にすぐに温かい湯船に浸かることができます。エアコンであれば、最寄り駅に着いたタイミングでスイッチを入れ、快適な温度の家に帰ることもできます。

また、インターフォンに関しては、インターフォンの画面をスマートフォンで見ることができるものもあります。外出先からIoTのインターフォンを通じて来客と会話することもできます。例えば宅配業者に「荷物は宅配ボックスに入れておいてほしい」といった、指示をすることもできるのです。

玄関のカギに関しても、いくつかのパターンで解錠ができる防犯性を高めたスマートロックが登場しており、遠隔で施解錠をすることができます。鍵を忘れたり、持っていない子供から連絡を受けたりしても、遠隔操作で解錠して家に入れてあげるようなことも可能です。

 

他にも、外出先からでも部屋の様子・子供やペットの状況が確認できる監視カメラや、窓の開閉・揺れを感知して、スマートフォンに通知をする防犯システムも登場しています。

 

このように、住宅設備にIoTを導入することで、今までできなかった外にいても留守宅の安全が確認できたり、利便性を高めた快適な暮らしができるようになってきました。特に、家の不在時間が多い共働き世帯や、インターネット通販の利用者等にとっては、スマート住宅は便利で住みやすい家となっています。

 

賃貸においては、既に一部の新築賃貸住宅等でIoTの導入が進んでいるものの、まだまだ希少性があり、導入すれば大きな差別化となって空室対策として期待が持てます。

このIoT技術も近い将来には一般的となって、日常生活に溶け込むことを考えると時代の流れを感じずにはいられませんが、俊敏に対応していけるよう心掛けていこうと思います。

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