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新築・中古マンションの成約数

2017年4月8日 土曜日
売買お役立ち情報

今日まで、首都圏での中古分譲マンションの成約件数は新築分譲マンションよりも少なかったのですが、2016年にとうとう新築を僅かですが上回りました。

これには地価建設費高騰が理由の一つとして言われております。

最近のマンションは、共用部のエントランスも豪華で、ロビーラウンジ・ゲストルーム・キッズルームなど様々なサービスが充実しており、高級感があります。

また、『中古は絶対に買わない』という考え方も徐々に薄れてきている事も逆転要素の一つでもあるようです。

なぜ中古でも良くなってきたのか?そこには、室内が新築と同等のように再生し現代的なスタイルに合わせて間取りや内外装を変更するリノベーション工事の流行があります。新築物件ではどうしても購入費が高くなり自分のスタイルに合った間取りや設備ではない事から、中古物件を購入し自分の生活スタイルに合わせてリノベーション工事を施す選択をされるお客様が増えたように思います。

不動産ポータルサイトでも【リノベマンション特集】など、中古物件の掲載特集やリノベーション工事の見本となるような工事事例が多く掲載されるようになりました。また、リノベーション工事済みの物件ではデイザイナーズマンション仕様として販売している物件もあります。

近年では、国土交通省で推進しているインスペクション(中古住宅診断)の普及により、安心な物件が増え、中古マンションの需要につながっていると思われます。

2016年の新築分譲マンションの平均価格は、5,490万円。対し中古分譲マンションの平均価格は3,049万円と約2,500万円の差がでます。中古物件の価格帯は、若年層でも手の届く価格帯、更に日銀のマイナス金利政策による住宅ローンの低金利により購入を検討する方が増えています。この中古分譲マンションですが、人気・需要が高くなるにつれ4年連続して価格が上昇しています。ちなみに平均価格が3,000万円台に到達したのは1994年以来22年ぶりとの事です。

今後の新築・中古分譲マンション市場は、価格上昇や金利がどうなるのかが問題となりそうです。

ちなみに・・・賃貸物件でも築年数が経過し、なかなか決まりづらい物件をリノベーション工事し、成約に結び付く事例も数多く弊社で出てきておりますので、是非ご相談下さいませ。

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