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賃貸業界のオンライン化にまつわるお話 ネットで募集・内見・申込・・・

2023年4月7日 金曜日
賃貸お役立ち情報

近年の不動産賃貸業界では、「イタンジ」というワードが当たり前のように飛び交うようになりました。皆さんはこの名前をご存知でしょうか?

 

「イタンジ」とは、オンライン上で賃貸住宅の入居申込を行うことができるシステムを、不動産業界に浸透させた会社名になります。なんと今では、全国賃貸入居申込みの内4件に1件が、イタンジのサービスの1つである「申込受付くん」を利用したweb申込みということで、ニュースにも取り上げられています。

 

イタンジの名を聞くようになって3・4年ほどですが、ここまで業界内への浸透が早かったのは、2022年5月の改正宅地建物取引業法施行によるものと思われます。

賃貸借・売買契約における重要事項説明の非対面化および書類(34条の2、35条、37条書面)の電子交付が可能になり、賃貸業務における電子化のニーズが高まったこと。また、コロナ禍によるリモートワークなどのオンライン化の普及が相まったことなども背景にあるのでしょう。

 

「申込受付くん」は文字通り、オンライン上で賃貸住宅の入居申込を行うことができるサービスです

賃貸契約には、物件のオーナー、物件の管理会社、いざというときに家賃収入を保証する保証会社、入居希望者の部屋探しから契約までをサポートする仲介会社、火災保険などの少額短期保険を提供する保険会社、そして入居希望者の最大6者が関わります。

 

従来は紙ベースで入居申込をしていたため、この6者間を何度もFAXや電話が行き来し、煩雑かつ筆記ミスなどのトラブルも多く起きていました。

既に弊社でも導入してしばらく経ちますが、同じことを何度も筆記する手間や人為的なミスが大幅に削減され、かつ情報を関係者がリアルタイムで共有することができ便利さを実感しています。

 

また、入居希望者の紹介をしてくれる集客の重要な役割である仲介会社からも、ネット環境があれば外出先でも申し込みができるなど、イタンジを導入している管理会社は内見から契約までの連携がとても楽でやりやすいといった好評をもらえています。

未導入の管理会社と比べて仲介会社を味方に付けやすく、入居希望者の集客力にも良い影響が表れているとも言えるでしょう。

 

このように、何かと書類やハンコが付いて回るアナログイメージの強い不動産業界でも、様々な場面でオンライン化は進んでいます。私共もアンテナを高く張って、新しいことに物怖じせず、積極的に取り組んでいく所存です。

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