お部屋探しをされるときに殆どの人が、インターネットで様々な条件をチェックし検索されると思います。条件はバス・トイレ別、エアコン付き、オートロック等、様々です。

 

「この設備がなければ決まらないランキング」つまり最低限これだけは欲しい。という設備を見てみると毎年、室内洗濯機置場が上位にランクインしています。単身向けでは2017年から最新の2021年まで1位、ファミリー向けでは2018年から2020年まで1位、最新の2021年でも2位となっています。

 

バルコニーや玄関前の共用スペースに洗濯機置場がある物件は、ご紹介しても物件カードを直ぐにはじかれてしまい、ご案内が出来ない場合も多く有ります。玄関前の共用スペース設置の場合は、特に防犯面が気になるという意見も多く頂きます。時代が変わり、洗濯機も色々な種類や、ドラム式の高額なものが出てきた影響と感じております。

どうしても室外設置の場合は、雨風や直射日光に晒されるので汚れやすかったり、特にプラスチック部分の劣化が早まったりします。

 

室内に洗濯機置場を設置する場合は、まずスペースの確保から始まります。水道工事と排水工事、電気のコンセント工事が必要になるので、どこでも良いというわけではありません。スペースがあっても、水回りの工事が高額になってしまうこともございます。

 

工事費用を抑えるために、水回り近くで電源の工事がしやすい場所は、キッチン付近になります。この場合の一番のデメリットは、冷蔵庫や食器棚等の置くスペースに影響が出る点になります。

2月に弊社にてご契約して頂いた間取りが2DK、洗濯機置場をダイニングのキッチン付近に新設した物件のお客様宅を訪問した際に、快適に暮らされているとおっしゃって頂きました。お部屋の方は非常に上手にレイアウトされていました。スペースが狭くなってしまいますが、工夫次第で思っていた以上に、デメリット部分は少なくなることを実感しました。

 

生活する上で毎日利用する洗濯機なので、室内洗濯機置場にすることで、入居希望者を集客しやすくなる物件になります。実際に清瀬近隣大学の新入学生様のお部屋探し時に、バス・トイレ別は金額面から妥協しても、室内洗濯機置場があればうれしい、という意見も非常に多く頂きます。

ただ間取り、広さ、駅歩や賃料など物件によって様々な為、条件によっては効果的ではない場合もございますので、お気軽にご相談して頂ければと存じます。