お部屋探しをされているお客様をご案内する際、賃料・設備等賃貸条件以外に、建物の共用部が手入れされているかを見られる方は少なくありません。

 

共用部とは建物エントランス、階段、廊下、敷地内通路、ゴミ置き場等の、専有部分以外の建物の部分・専有部分に属さない建物の附属物及び、区分所有法第4条第2項の規定により「共用部分」とされた附属の建物を言います。部屋を内見するまでにエントランスや通路を通るわけですから、部屋を探している方にとって共用部分の印象が建物の第一印象になります。

上記の箇所の清掃が行き届いていれば、築年数が古いアパート・マンションであっても内見に来られた方の印象は良くなりますが、共用部の清掃が行き届いておらず、汚れが目立っていたり物が散乱しているようですと、内見された方は不安を感じてしまいます。入居中の方にも退去する理由に繋がってしまいますので、お部屋と同様気配りが重要になってくるかと思われます。

 

そんな共用部の清掃ですが、当社では定期清掃の御相談を受け付けております。建物の構造・広さにもよりますが、定期清掃の例として下記の作業を行っていますので、ご参考にして頂ければと思います。

その他にも建物の屋上部分ですが、木の葉やビニール袋やゴミといった飛来物、カラス等の鳥類が持ち運んだ木の枝、木の実や虫等々…人が立ち入らなくとも物が溜まる可能性はございます。

これから台風が多くなる季節になりますが、短時間に強い雨が降った場合、排水が追い付かず雨水がオーバーフローして普段入り込まない箇所から、雨水が建物内に入り込んでしまう事もあり得ますので注意が必要でしょう。今までそのような出来事が無かった場合でも、通常の雨量だと排水が追い付いていたため、雨漏れは起きなかった場合もあるかとは思いますので、建物の近辺に木が多い際は一度確認された方が宜しいかと思います。

屋上の定期的な清掃に関しても当社でご相談を受け付けておりますので、お気軽にご連絡下さいませ。