エヌピーシステム東京堂へのお問合せ

清瀬市・ひばりが丘の不動産売買、賃貸、土地活用、トランクルームのことならNPS東京堂

賃貸住宅の設備に変化

2021年6月26日 土曜日
賃貸お役立ち情報

人々のライフスタイルが変化しニューノーマルが定着しつつあります。仕事も遊びも含め、在宅時間が増えたことで、住まいに対するニーズも大きく変わりました。コロナ禍でのライフスタイルの変化といえば、大きく2つ。テレワーク、そして巣ごもり消費といわれるインドア生活です。

 

近年インターネット設備は無くてはならないものとなり、コロナ以前から「インターネット無料」がランキングトップをキープしていました。最近は、Wi-Fiによるインターネット無料が普及し、さらにコロナ禍によって社会人のテレワーク、学生のオンライン講義などで利用頻度が高まったために、通信速度の問題という新たな課題が見えてきました。

賃貸住宅の場合、回線1本を複数人でシェアするケースが多く、通信速度低下につながりやすくなります。オンラインでの会議や授業が、通信速度の影響で頻繁にフリーズしてしまうようでは困ってしまいます。また、巣ごもり需要で映画などの動画配信サービスやネットゲームを利用している人も増えています。これらを快適に楽しむにも安定した通信速度が必要です。インターネット設備も単にあればいいという設備ではなくなり、品質が求められるようになりました。

 

同様にニーズが高まったのが「宅配ボックス」です。在宅時間が増えネットショッピングが増加すれば、ニーズが高まることもうなずけます。コロナ禍では、接触を避けるため宅配ボックスに入れるよう指示するケースもあります。また、国土交通省も宅配ボックスの設置によって再配達が減少することから、配送業界の働き手不足やCO2排出削減などの目的で、宅配ボックスの設置を推進しています。

マンションのような共同住宅は、建築基準法の容積率の規制を受けます。ただし、エントランスと共用廊下が一体となっているような場合で共用廊下に宅配ボックスを設置する際には、容積率規制の対象外とするなどの考え方を明確にして、設置しやすくする工夫をしているとのこと。

宅配ボックスの数は、戸数の20~30%あればよいといわれていますが、使用頻度が高まり、宅配ボックスが「いつも使われていて使えない」といったクレームもあります。後付けができる簡易宅配ボックスなどもあるので、物件スペースに余裕があれば、今後新設、増設を検討していくことは、既存入居者の満足度UPや、入居者募集時の他類似物件との差別化などメリットにつながることでしょう。

 

こんな時代だからこそ新たに生まれるニーズがあります。常にアンテナを張り、俊敏な対応を心掛けていきます。

Copyright (c)NPシステム東京堂 All Rights Reserved.